アトキンスダイエットとは

卵はアトキンスダイエットで重宝します

アトキンスダイエット。別名は低炭水化物ダイエットや低糖質ダイエットなどと呼ばれています。
ちなみに、ロバート・アトキンスという博士が考案した事から、この名前が使われています。
このダイエットの方法は単純です。
それは、炭水化物(=糖質)をあまり摂取しない食事をするだけです。
基本的にはお米やパン、麺類、砂糖などの摂取量を抑える事になります。


なぜ炭水化物を控えると痩せるの?

食品の主な栄養素は3つから成り立ちます。
炭水化物、タンパク質、脂質です。
これらが身体に蓄えられ、運動などで燃焼する時、通常は先ず炭水化物から燃焼されます。
しかし、炭水化物の摂取量を控えると、炭水化物の代わりに脂質…つまり脂肪が燃焼しやすい状態になります。
その状態で活動をすると、身体の脂肪が減り、スマートな体型になれる。というものです。

アトキンスダイエットの注意点

@アルコールの摂取は控え目に。
アルコールは脂質よりも優先的に燃焼されてしまうため、折角のアトキンスダイエットが台無しになる可能性が高いです。

 

Aアトキンスダイエットには健康不安がある可能性が世界保健機構から暗示されています。
このダイエット行う場合は注意して下さい。
低炭水化物、高タンパク質の食生活を続けた場合、心筋梗塞や脳卒中のリスクが最大で1.6倍程度上がるという報告があるようです。
あまり長期間の炭水化物の断絶はやめるようにしましょう。

 

B脂質の過剰な摂取はやめましょう
制限が無いからと言って好きなだけ脂質を摂取していればカロリーオーバーで結局太ります
節度ある摂取量でお願いします。

アトキンスダイエットの方法

4つの段階に分かれています。
@誘導段階
最初の2週間程度は炭水化物の摂取量を特に少なくしましょう。
目安としては1日20g以下に抑えます。
(ちなみに、パックのご飯は約200gですが、そのうち炭水化物は約75g!)
この状態では、体重が減り安くなっています。

 

A減量段階
炭水化物の量の調整を行います。
少しずつ炭水化物を増やしてゆきます。
炭水化物を増やしても体重が充分に減る摂取量を見つけます。
目安としては、炭水化物を日々ゆっくりと5gずつ増やしてゆき、適正な摂取量を見つけます。

 

B前体重維持段階
目標体重の近くになったら、炭水化物の量を更に増やします。
しかし、ここでも炭水化物の量は、体重は減るようにして下さい。
身体になるべく負担をかけずにゆっくりと体重を減らして行きましょう。

 

C体重維持段階
目標体重に到達したら、炭水化物の量を体重が増加しない程度に保って下さい。
痩せたからと言ってここで糖分の多いお菓子などを大量に食べたら簡単にリバウンドします。

 

 

少し長くなってしまいましたが、このような流れになっています。

アトキンスダイエット中のおすすめ食品

基本的に、タンパク質や脂質が多く、炭水化物が低い食品になります。
栄養素は文部科学省より発表されている数値になります。(可食部のみの数値)

食品

 

いくつかの例

炭水化物

肉類

 

牛サーロイン100g
ビーフジャーキー100g
豚ロース100g
ロースハム100g
鳥もも皮つき100g
フォアグラ100g

0.4g
6.4g
0.2g
1.3g
0.0g
1.5g

魚類

 

あじ100g
さんま100g
クロマグロ100g
ウナギ(かば焼き)100g

0.1g
0.1g
0.1g
3.1g

貝類

 

あさり100g
さざえ(焼き)100g
はまぐり(焼き)100g
ホタテ貝(水煮)100g

0.4g
0.9g
2.8g
1.9g

その他

海産物

 

するめいか(焼き)100g
真だこ(ゆで)100g
あまえび100g
たらばがに(ゆで)100g
生うに100g

0.3g
0.1g
0.1g
0.3g
3.3g

卵類

 

ゆでたまご100g
うずら卵100g
たまご豆腐100g
厚焼きたまご100g
だし巻き卵100g

0.3g
0.3g
2.0g
6.4g
0.5g

乳製品

普通牛乳100g
ヨーグルト(全脂無糖)100g
カマンベールチーズ100g
パルメザンチーズ100g
チェダーチーズ100g

 

※アイスクリームは糖質が高いので注意

4.8g
4.9g
0.9g
1.9g
1.4g

 

 

 

野菜類

 

キャベツ(ゆで)100g
きゅうり(塩漬け)100g
大根(皮むき、ゆで)100g
なす(ゆで)100g
大豆もやし100g
レタス100g

 

※カボチャ、ジャガイモ、にんにく、トウモロコシなど炭水化物が多い物もあるので注意!

4.6g
3.7g
4.0g
4.5g
2.2g
2.8g

 

 

 

 

調理方法によっては炭水化物(糖質)は一気に増えます。注意しましょう

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